極真会館について
極真会館の理念
極真空手は創始者・大山倍達(1923〜1994)が幼少の頃より中国拳法を学び、1938年、松濤館空手の開祖、船越義珍先生の門をたたき、その後、剛柔流空手、また、他の格闘技を研究し1963年国際空手道連盟極真奨学会極真会館を設立する。
その後、世界124ヶ国に1200を越える公認道場を有し、非公認を含めるとその数は1200万を超える会員を有し単独会派としては世界最大にまで発展する。
極真空手の精神は「頭は低く、目は高く、口を謹んで心広く、孝を原点とし他を益する」を基本とし、人種、民族、宗教、思想、政治を超越し、偏見を廃し極真空手を通じて世界交流を行い世界平和に貢献する事を究極の目標とする。
又、創始者・大山倍達は空手の従来の「寸止めルール」を廃し、直接打撃制ルールによる大会を開催する。現在行われている各流派の直接打撃制空手の大会は、このルールが基になっている。
1994年、大山倍達が亡くなられた後、国際空手道連盟極真会館はいくつかの会派に分かれる。
極真連合会は各会派を超えた交流を持ち、極真空手統一を目指すものである。
道場訓
大山倍達総裁 座右の銘
連合会について
- 基本理念
- 自主自立をもった極真各会派、各道場が極真連合体を組織し、極真会館の各派閥の主義主張にとらわれず、「極真」として大同団結し、日本空手道の普及、発展に寄与する事。
創始者・大山倍達が残した極真空手を、正しく継承し普及、発展のために研究、研鑚し、極真空手を通じて人格の陶冶と人間形成を目指し、社会に貢献する事を目的とする。
- 主な活動
-
- 基本概念 極真連合会は、各自主自立の道場が加盟する立場をとるので各支部、道場の活動に対しては拘束はしない。しかし、連合会として決められた、規約等の約束は遵守、協力はしなくてはならない。
- 連合会の主な活動 活動は大会機構、技術審査機構の二本柱として活動し、他は各自の自主性にゆだねる。
- 大会機構は、全日本無差別大会、全日本ウエイト制大会、全日本女子大会、全日本ジュニア大会を開催する。各支部、道場の大会は連合会公認大会とする。
- 技術審査機構は昇段審査会の開催をする。年に一度、高段者(3段以上)の審査を行い連合会公認段として登録する。他会派より加盟の場合はその段を審議する。場合によっては連合会公認段として審査する場合もある。
- その他、極真空手の技術向上と、発展の為に師範、指導員合宿を行い、極真精神、技術の継承を確認する。
- 連合会への加盟 連合会への加盟は、正加盟、準加盟の二種類になり、正加盟は各機構に加盟したことに成り連合会を運営していく。準加盟は各機構の加入を選択し、直接運営の立場でなく協力するものである。基本的には各自自由である。正加盟、準加盟ともお互い協力の立場をとるものである。
-
発起人
田畑 繁(山形) |
三和 純(東京) |
坂本恵義(東京) |
大石代悟(静岡、山梨) |
瀬戸利一(神奈川) |
高橋康夫(福井) |
長谷川一幸(愛知、徳島) |
岡田幸雄(大阪) |
桑島靖寛(香川) |
七戸康博(沖縄) |
|
|